2014年7月28日月曜日

「 天ぷらの5段階評価 」


天ぷらをどれだけ上手に揚げられるかを
5段階評価にすると私は今まで2だったと思う
それは「誰でも簡単に揚げられる天ぷら粉」を使っても結果は同じだった


でもいつか上手に揚げたい!と思っていたので
料理の雑誌やネットで天ぷらを上手に揚げる方法
というのをこれまで何度か調べ試してきた


その成果もあって
先日、天ぷらをサクっと上手に揚げることができた!
ネットで調べたプロの料理人さんのアドバイスが生かせたのだと思う



アドバイスはこんな感じだった

「天ぷらは、小麦粉で誰でも簡単に揚げられる」

「小麦粉は、ちょんちょんと混ぜるだけ、だまが残るくらいが丁度いい」

「油は数回使った油に新しい油を半々くらいの割合で」

「たっぷりの油で170°」

「油の温度とコロモの温度差が大切」




このアドバイスを参考に作ってみたら、評価4の天ぷらが出来た!
あと3回揚げて、同じようにサクっと美味しく出来たら5にしようと思う
毎度成功しなくては5はもらえない


なにはともあれ、今までヘタクソだった天ぷらを
美味しく揚げられたことが嬉しかった


美味しく揚げるコツとして、
上記のプロのアドバイスに自分の言葉を加えるとしたら
「天ぷらを揚げる時は真剣に、ナメた態度で挑むと失敗する」
を追加しようと思う



子供の頃の私の成績表は2ばかり並んでいた
でもそれは当たり前で、何も一生懸命に努力したことがなかった
5をもらえる子は必ずどこかで努力している




算数も国語も社会も、勉強全般苦手だけど
自分の興味のある分野だけでもいいから
もっとこうなりたい、もっと上手くなりたい
という気持ちをこれからも広げていきたいと思っている




出来るようになると嬉しい

これは、pricelessな喜び。



* * * * *

「 カナブンの雨宿り 」


昨日は少し外出している間に
突然の雷雨に見舞われた

空はどんどん灰色に変わり
風が強くなったと思ったら
一気に大粒の雨が降り出した


出かける前
ものすごい熱気と暑さだったので
これは洗濯物が一瞬で乾くぞと思い
洗濯物とシーツを洗って干していった


家に着いた時
シーツはびしょびしょ
洗濯物はかろうじて濡れていなかった


雨はしだいに止み
すぐに青空が広がった


部屋に干していた洗濯物が乾いたので畳もうとすると
私のスパッツにカナブンがくっついていた
それはそれはガッチリとしがみつくように


カナブンも突然の嵐に驚いたのだろう


必死で見つけた雨宿り

もう外は晴れたよ と

窓を開けてスパッツを振りかざすと



元気よく青空に飛んでった




* * * * *

2014年7月24日木曜日

「 割れたグラス 」



お気に入りのグラスが割れた


そのグラスは、ケーキ屋さんで買った
ムースか何かが入っていたグラスで
自分ではあまり買わないような大きさだったので
いつの間にか気に入って毎日使っていた


昨日お皿を洗っているとき、
この小さいグラスの中に入れた水筒のフタが
ハマって取れなくなってしまった
それを力ずくで取ろうとしたら
パリンと割れてしまったのだ


お気に入りの食器やグラスが割れたとき
始めはショックが心の真ん中を走る
それでも陶器やガラスは割れるものだから
そういうものだと分かって使っている


でもやっぱり割れて使えなくなってしまうことは悲しくて
なんとか自分を納得させようと心がける


そしてこういうとき
私は、自分にこう言い聞かせる


「これが寿命だったんだ」





しかしそれは、
数時間前に味わったあの気持ちに似ていた

数時間前、私はカメの水槽を洗った
カメを水槽へ戻すと、カメは早速うんこをした


「立派なうんこをしたね」




攻めてもしかたのないことは
自分で自分を納得させるしかない

心に残るモヤッとした気持ちは
時間に取り去ってもらうしか方法はないのかもしれない


* * * * * *

2014年7月17日木曜日

「 どーでもいい話し 」


寝る前の習慣で、アメブロランキングを見ている
その中で必ず覗いているのが木下優樹菜ちゃんのブログ

娘のリリナちゃんがとってもかわいい
フジモンにそっくりですごくかわいい
リリナちゃん見たさに毎日覗いてしまう



芸能人のブログは知り合いじゃないので
勝手にどーでも良く見れるから気軽でいい

そして内容もどーでもいいことばかり書かれていてそれがいい
どこどこでランチしたよとか今日の晩ご飯とか
ネイルを新しくしたよとか今日のファッションとか
はっきり言ってどーでもいい



木下優樹菜ちゃんがいつかのブログの中で
芽ネギの寿司が好きだと言っていたことがあった
私は芽ネギの寿司というものを知らないし食べたこともない
彼女のブログから知り気になった
いつかお寿司やさんへ行くことがあったら
頼んでみようと思っている



私はテレビのない生活をしているけど
どこかで娯楽を求めているのだと思う
いってみれば芸能人のブログランキングは
テレビのバラエティ番組に近いものがあるから
どーでもいいけど面白いし
知らないことを知れるし暇つぶしにも丁度いい




ふと、自分がテレビを見なくなった理由は
一人で見るのがつまらないと感じたからではないかとも思った

子供の頃、家族と一緒に見たテレビは
誰かが笑ったり、テレビに文句を言ったり、ただ見ているだけではなくて
そこにはテレビがないと出来ない会話があったり
テレビがあるから一緒に過ごせる貴重な時間があったのかもしれない




長いことテレビから離れて過ごし
テレビの大事さが分かってきたのかもしれない
テレビを見ている時間がもったいない、と
一概にそうは言えなくなった
だからそろそろ買ってもいいのかなと思っている





今年は紅白歌合戦が見れるかな♩

年末までにテレビ代を稼がなくては



* * * * *

2014年7月16日水曜日

「 ガリガリ君のソーダ味 」


梅雨はもう明けたのかな?
最近毎日暑い、そして暑い日は
ガリガリ君のソーダ味が食べたくなる

最近本当に毎日食べたくなるので
まとめて買って冷凍庫にストックしている
でもどんなに食べたくても、1日1本と決めている

これは大事なことだと思っていて、
きっと食べたいだけ食べてしまったら
この美味しさの有り難みを忘れてしまう


子供の頃、親に100円もらって駄菓子屋さんに行った
100円以内で買えるお菓子を真剣に選んだ
駄菓子屋さんでは100円の物を一つ買うのではなく
10円とか30円のものをいくつか選んで100円にする
それが嬉しくって楽しかった

大人になってから、駄菓子屋さんに行ったことがあった
なつかしいお菓子を買いたいだけ買った
でもそれだと、子供の頃のようなわくわく感はなくて
心のどこかで寂しさを感じた

そうじゃないんだ

そう思った




ガリガリ君の話に戻るけど、
子供の頃は、ガリガリ君をどこか少しバカにしていたように思う
それは、ガリガリ君が安いからというのもあるし
どこにでも売っていていつでも手に入るからというのもあった

どちらかというと子供時代は、
ジャイアントコーンとかアイスモナカの方が嬉しかった


ガリガリ君ソーダ味の美味しさを知ったのは、ここ最近のこと
甘過ぎないソーダ味と雑でない氷のジャリジャリ感が
食後のお口直しに丁度いい


社会人になって、世の中の仕組みが少し分かると
ガリガリ君が色んな味を出して私たちを楽しませてくれるのは
ガリガリ君がずっと売れ続けているから出来ることなんだと知る

昔からあるガリガリ君ソーダ味が
多くの人に変わらず愛され続けている
それはすごいことだと思う

私はソーダ味のガリガリ君を毎日1本食べながら
そんなことを考えている

安くて変わらぬ美味しさに感謝して



* * * * *

2014年7月8日火曜日

「 手紙の中の種 」



4年か5年くらい前
友達からもらった手紙の中に
朝顔の種が入っていた

ずっとしまっていて忘れていたのだけど
今年はそれを植えることにした


種は10粒くらいあって全部植えた
双葉が出たのは4つだった

何色の花が咲くのか楽しみだな
と思いながら毎日水をやっていた

梅雨に入り朝顔はぐんぐん伸びていった
そして今朝 つぼみの一つが咲いていた


かっこいい紫色だった



朝顔を育てたのは小学校以来
夏休みの宿題で出た朝顔の観察は
最後にまとめて適当に書いた

大人になってから育てる朝顔は意外に楽しい
伸びてく蔓をあなたはこっち
あなたはこっちへ巻き付くのよと先導させる
一日見ないだけで蔓がぐんと成長している



 明日は何個咲くのかな


子供の頃に聞いた誰かの作文の一行だと思う
今の私はそれが一日の楽しみになっている


























種が出来たら来年も植えよっと



* * * * *

「 一日に取り憑く魔物 」


日曜日
回し終わった洗濯機を覗くと
洗濯物がティッシュまみれで白くなっていた

朝ご飯
お味噌汁が熱くて
お椀を持った手の親指をやけどした

納豆を食べた
その箸で玉子焼きを取ろうとしたら
床に落っことした



魔物がいる

そう思った日曜の始まりだった




それでも日曜の後半はわりと順調に事が進み
朝の出来事のことなんてすっかり忘れていた




月曜日
夕飯にお好み焼きを作ろうと買い物へ出かけた
最近は小麦粉ではなくお好み焼き粉という
出来上がった粉を使っている


スーパーを出た時
粉を買い忘れたことに気がついた
なので今回は家にある小麦粉で作ることにした


夜お好み焼きを焼いた
生地がゆるかったのかひっくり返す時
フライパンから外れ落っこちた
それはそれは食べられないくらい派手に




魔物が出た

月曜日に来た魔物はこう言った

「日曜日は半休をとった」




律儀にどうも



* * * * *

2014年7月4日金曜日

「 苦い蒸しパン 」


最近パンがとても好き
理想はパン屋さんのパンが食べたいけど
美味しいパン屋さんが近くにないのとお金がないのとで
普段はスーパーかコンビニでパンを買う


スーパーやコンビニでも
蒸しパンだけはどれも美味しい
蒸しパンなら何でも大好きだと言える



小学生の時、担任の先生の家に
友だちと急に遊びに行ったことがあった
その時先生は私たちに蒸しパンを作ってくれて
蒸しパンってお家で作れるんだと感動した思い出がある

何となくその頃はパンというものは
家で作れないものだと思っていた



何年も前、急に蒸しパンが作りたくなったことがあった
その時の私は、適当にイメージで作ったのだと思う
見かけはバッチリ美味しそうな蒸しパンが出来た
しかし味はビックリするくらい苦かった
多分重層を入れすぎたんだと思う
あれ以来蒸しパンは作っていなかった

私はお菓子作りがどうも苦手で
蒸しパンもその部類に入ってしまっていた



先日作ったジャムの残りの皮で
オレンジピールを作ろうと思っていた
でも、チョコを溶かすところから失敗して
クソオレンジピールが出来上がった
周りのチョコもべちょべちょで中の皮もぐにょんぐにょんだった
もう一気にやる気が失せて、
何日もの間オレンジピールになれなかった皮を
冷蔵庫にほっぽらかしていた


でもふと、
あの皮を蒸しパンに入れたら
美味しいんじゃないか?とひらめいた
今度はネットでちゃんと作り方を調べてから作ることにした

するとホットケーキミックスで
蒸しパンができるというレシピを見つけた
ちょうど家にホットケーキミックスがある
簡単そうなのでこれで作る事にした


出来上がった蒸しパンは蒸しパンだった
けど、みかんの皮を入れ過ぎて苦くなってしまった
どうしてわたしの作る蒸しパンは
いつも苦くなってしまうのだろう…
蒸しパンの具のバランスがつかめない

美味しい蒸しパンが作れるようになるまでには
まだまだ修行が足りないようだ





美味しい蒸しパンを
ササッと作っている自分


いつかはそうなりたいな

プーと膨らむ蒸しパンのように
そんな夢を膨らませている



* * * * *

2014年7月1日火曜日

「 パパ/先生 」



4月から通っている歯医者さんも
あと一回残すのみとなりました


今日の私の予約時間は
先生達のお昼休み前最後の予約だったみたいで
わたし以外の患者さんはいませんでした


治療してもらっているとき
カランカランとドアが開く音がして
かわいい声で「パパー」と聞こえてきました
奥さんと娘さんが来たようです
一緒にお昼を食べるのかなぁ
と思いながら私はポカんと
口を開けていました



その後も何度かうしろの方から
「パパー」というかわいい声がして
治療の合間に先生がちらっと
そちらを向いたのが分かりました


先生は普段から口数が少なくボソボソと話をします
くまさんのような優しい顔をしていて
きっと普段は人見知りです




治療が終わりにさしかかった頃

先生:「それでは磨いていきますね」

 キュイーーーーン


今日は奥歯の治療だったので
だんだん口を開けているのに疲れて
口が小さくなってしまっていました


先生:「あーんしてください」




聞き間違え…
じゃないよな…

わたしは あーん をしました
多分先生は気づいていません




お家では、先生がお子さんの歯を
磨いてあげているのかな

マスクの下で
何度も思い出し笑いをしながら
家に帰りました




* * * * *

「 壊れた洗濯ハンガー 」


洗濯バサミがいっぱいついた洗濯ハンガーがだいぶ前に壊れていた

購入して一年くらいで真ん中からバキッと折れてしまった
きっと私の使い方は重量オーバーだったのだと思う


まだ新しいので捨てるのにはもったいなく
なんとか出来ないかと考え過ごしていた
多分半年以上悩んでいたと思う

私は優柔不断な性格ではないけど
何かしら(何でもよい)の決め手がないと
答えが出るまでそのままにしてしまう

それでもこれがないと
ハンガーでしのぐしかないので
不便ではあった

薬局やホームセンターへ行く度に
新品のものを眺め買おうかどうか悩んでいた

1000円あれば良いのが買えた
壊れたハンガーは洗濯バサミだけ外して使おうかとも考えた
でも、まだ新しいという点がひっかかっていた



今日は久しぶりにお日様がのぞいている
枕カバーもタオルケットも洗った
それはいいのだけど、これらを干すものがなかった…


ふと壊れたハンガーをもう一度眺めてみた
すると、とてもシンプルな修復での再利用方法が見えた















































長いこと探していた答えがやっと降りてきた

このハンガーにタオルケットを干した時の充実感といったらもう


写真を撮っちゃうほどです





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