2015年6月26日金曜日

「 失敗しない茶碗蒸しの作り方 」


茶碗蒸しを
前に一度だけ作ったことがあったけど
その時は失敗してしまった
だから今度は美味しく作りたかった


茶碗蒸しのレシピをいくつかケータイで調べ
「失敗しない茶碗蒸しの作り方」
というレシピを参考に再チャレンジした


蒸し器のフタをあけた瞬間
見かけが失敗していた
それはまぁ、許容範囲

さぁ味はどうだろう
緊張しながらスプーンで一口食べる



どうしてだろう…
レシピ通りに作ったはずなのに…
ここ最近でこんなにマズいものを口にしたことはない…
というくらいマズかった…


レシピをもう一度見直してみた
材料も作り方も大体オッケーだと思った
でも、この大体と言ってしまう所が
私の失敗の素なんだと思った

料理は大体こんな感じ〜で美味しくできるから好きなんだけど
分量をしっかりと計って作らなければならないお菓子作りなどは苦手
茶碗蒸しもその部類か…



茶碗蒸しが美味しく作れるようになる為には
まずはこの性格からなおして
素直にレシピの言う通りに作れるようにならなければいけない
大体とか言わない自分に…




あぁ 美味しい茶碗蒸しが作れるようになりたい

一体その日はいつなのか

とても遠くに感じる




* * * * *

2015年6月19日金曜日

「 ビリビリのジーパンを履いて歌ってみよう 」


お皿を洗いながら歌をうたっていた
ブルーハーツの「泣かないで恋人よ」を
この歌にはいつも一行目の歌詞から励まされる




わたしはなかなか音楽に興味が沸かなかった
周りの友達は、大体高校生くらいで
好きなアーティストとかができていたけど
私は病んでいてそれどころではなかった


そんな私が二十歳の頃
ブルーハーツを知り
ガツンと一気に胸をつかまれた








時はさかのぼり、小学校低学年の時だった

「こういう穴があいたズボンどう思う?」と母が言った

「針で縫えばいいのにね」と私

テレビか新聞か雑誌かなにかを母に見せられそう聞かれた



その時目に映ったものは、
ビリビリのジーパンを履いた汚らしい男達だった

今思えばそれがブルーハーツで
そのころ彼らはよく世間を騒がせていた










私は物事の善し悪しを知るのがとても遅い

そんな自分を残念に思うことが多々ある

でも、この歌をうたうと励まされる

残念に思っている時間がもったいないと











もう一度、あの時に戻ってみよう


「こういう穴があいたズボンどう思う?」と母


「履いてみないと分かんないな」と私






遅すぎる事なんて 本当は

一つもありはしないのだ







ビリビリのジーパンがビリビリでなかったら

ブルーハーツの歌はここまで届かなかったのかもしれない




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2015年6月9日火曜日

「 生オクラ 」



オクラが生で食べられることを知った

まさか、オクラが生で食べれるなんて

なんとかって栄養も、
生の方が有効に摂取できるんですって


生マッシュルームに続く衝撃だった


ネバネバも冷やし中華もサラダにも

今年の夏は、生のオクラで

決まりっ!



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2015年6月5日金曜日

「 見積もりの夢 」


昨日また、見積もりを作る夢を見た。


わたしは夢の中の頭の中で、
「項目に、アレとアレとアレを入れよう」
と楽しげに考えている。



何年か前にも見積もりの夢を見た。

わたしは夢の中で、仕事に追われ忙しそうにしていた。
「どうしよう、早く見積もり作らなきゃ、どうしよう」
という夢だった。



20代の頃、見積もりが作れなくてよく泣いていた。

今振り返ると、泣くほどのものではないだろう、と思えるまで成長した。
でもあれは、見積もりが作れないことだけに泣いていたんじゃなくて、
社会でやっていく不安、自分の無知無力さ、焦りなど
色んな気持ちが言葉にできなくて、整理できなくて
見積もりのせいにして泣いた。



転職して、見積もりを作らない仕事についてからも
見積もりは自分の中でトラウマになっていた。



それが、昨夜の夢の中では、
見積もりを作るのを楽しみにしていた。

これはわたしにとって、
空を飛ぶ夢に並ぶ程の大飛躍の夢だと思った。

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2015年6月2日火曜日

「 じぶんについて 」


わたしがこの世で一番興味があるものは、自分だ。

好奇心は全然旺盛な方ではなく、割と何ににも興味が沸かない。


でも自分に対してはいつでも興味津々だ。

特に新しい感情に出会うときには興味が集中する。


新しい感情はまず、モヤモヤとしてやってくる。

そのモヤモヤがどんな感情をしているのかじっくり時間をかけて噛み砕く。

そしてある日そのモヤモヤがやっと言葉に置き換えられると
わたしは、とても満足した気持ちになる。

そしてそれと共に、わたしの中には
まだこんな感情があったのか、と感動が沸いてくる。


自分って無限大に奥が深くて興味深い。


そしてわたしはいつも新しい自分に出会いたいと思っている。


だから、新しいことが始まる時どきどきする。


これからどんな自分に出会えるんだろうって。






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