2016年8月27日土曜日
「 オクラの花 」
オクラの花を食べながら
オクラの花が食べられるなんて
不思議だなぁと思った
普段花を食べる機会はあまりないから
それまた余計に不思議な気分
オクラの花を生で食べると
ふわふわしていてやわらかく
ほんのりオクラの風味がする
前に一度オクラの花を食べた日を思い出す
あの頃の私
だいぶ調子に乗っていた
この味も食感も明日には忘れてしまいそう
そうだ、忘れよう
食って うんこして 忘れよう
* * * * *
2016年8月16日火曜日
「 しっくりくる 」
最近自分のしっくりと向き合っていなかった。
髪型もしっくりきてないし、
服装ももう何年もしっくりくるものを着ていない。
時間もそうだけど、
経済的にもしっくりくるものを手に入れる余裕がなくなった。
自分のしっくりくる感覚なんてすっかり忘れていたのだけど、
家でちょっとした図画工作をしているとき、
いつの間にかしっくりを探している自分がいた。
これはしっくりこない
これはどうだ これはどうだ
しっくり きた〜
てな具合で、久しぶりに自分の中のしっくりと対話していた。
おー、まだ元気だったかー と
自分の中のしっくりに微笑みかけたのであった。
* * * * *
2016年8月13日土曜日
「 葉ショウガ 」
葉ショウガが旬だというので買った。
子供の頃食べた葉ショウガの思い出は、
父が美味しそうにカリカリと食べている姿だった。
「食べたい」と父に言うと
「辛いよ」と言われ、
酢みそに漬かった小さめの葉ショウガをくれた。
辛いくせに、「美味しい」と言った記憶。
それが、
自分で葉ショウガを買い、酢みそに漬け
心から美味しいと思うようになった。
懐かしくて美味しく感じるものもあるけど、
年を重ねた舌は、なぜか親やご先祖様を辿る。
先日実家に帰った時に食べたイナゴも、美味しかった。
お盆に一度だけ提灯を持ってお墓参りへ行ったことを思い出す。
舌の記憶も遺伝なのだろうか。
* * * * *
子供の頃食べた葉ショウガの思い出は、
父が美味しそうにカリカリと食べている姿だった。
「食べたい」と父に言うと
「辛いよ」と言われ、
酢みそに漬かった小さめの葉ショウガをくれた。
辛いくせに、「美味しい」と言った記憶。
それが、
自分で葉ショウガを買い、酢みそに漬け
心から美味しいと思うようになった。
懐かしくて美味しく感じるものもあるけど、
年を重ねた舌は、なぜか親やご先祖様を辿る。
先日実家に帰った時に食べたイナゴも、美味しかった。
お盆に一度だけ提灯を持ってお墓参りへ行ったことを思い出す。
舌の記憶も遺伝なのだろうか。
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